「お米育ち豚」を育む産地、JAいわて花巻を組合員・役職員が訪問しました
10月15・16日の2日間、「お米育ち豚」に給餌する飼料米を生産するJAいわて花巻と、畜産物を加工する岩手畜産流通センターをコープネットグループ組合員・役職員18人が視察・交流に訪れました。「お米育ち豚プロジェクト」がスタートし、飼料米の田植えに組合員・役職員が初めて花巻を訪れたのが2008年の春。以来、毎年視察・交流を重ね、今回が12回目になりました。


コープネットグループの飼料米田んぼで稲刈りを体験。秋晴れの下、鎌を片手に一列に並び、JAの皆さんの指導を受けながら刈り取りました
飼料米などの米が保管されるいわて純情米広域集出荷センター(写真上段)と花巻東部カントリーエレベーター(下段)を見学。食用米と飼料米が混ざらないよう徹底した区分管理がされていました
お米育ち豚をはじめ、豚・牛のと畜から精肉加工までを一貫して行う岩手畜産流通センター。家畜への病気感染を防ぐため、靴底を洗浄して入場しました。と畜前に豚や牛が係留されている場所や、と畜後に各部位にさばかれていく工程を見学しました
岩手畜産流通センターではソーセージ作りも体験。すぐに調理され、おいしくいただきました。岩手畜産流通センターではお米育ち豚のハムやソーセージなどの加工品も製造しています
お米育ち豚を生産する(有)ありす畜産の水野雄幸さんを講師に、養豚と豚肉についての学習と意見交換会を行いました。「豚の寝姿で健康かどうかわかる。毎日見ている。健康管理にはとても気を使う」と、お米育ち豚を大事に育てていることをお話いただきました
飼料米を栽培し、餌に加工され、お米育ち豚に給餌。精肉に加工されて宅配・店舗で取り扱われ、組合員・消費者に届くまでの一連の流れ(フードチェーン)を、参加者は今回の視察・交流で実感することができました。