産地視察・交流

2015年6月23日~24日、群馬で産地視察・交流を行いました

6月23日から24日まで、コープネットグループ各生協の組合員・役職員22人が群馬県にあるJA甘楽富岡とJA利根沼田、そして川島青果集品センターを訪問しました。

川島青果集品センターは、コープぐんまとコープみらい(さいたまエリア)にお届けするコープデリ宅配の青果物をセットしている施設。原料の入荷から、検品・計量・袋詰め、商品のセット、出荷まで同じ敷地内で完結しており、一貫した品質管理が行われています。また、作業場はそれぞれの農産物に適した温度設定がされるなど、鮮度維持の取り組みが徹底されていました。

JA甘楽富岡ではたまねぎの収穫を体験。昨年2月の大雪では、約2,000棟のハウスが倒壊し、大きな被害を受けました。コープネットグループでは、いち早く現地にボランティアを派遣して支援を実施。今では95%のハウスを再建することができたと、あらためて感謝の言葉をいただきました。

JA利根沼田では、レタスの収穫を体験。通常、レタスの収穫は鮮度を保つために夜中から行われています。収穫したレタスはすぐに集荷場で芯温を5℃まで冷やす真空予冷を施し、鮮度を維持した状態で出荷されます。

今回の産地視察・交流を通して、組合員(消費者)のもとにおいしい野菜が届くまでの間に、多くの方の努力があることをあらためて知る機会となりました。

参加者からは、「どうにもならない天候を相手に、安定した品質の野菜をつくる生産者の努力をもっと伝えていきたいと思った」「生産者の方がおいしいたまねぎの食べ方を教えてくれたので、さっそくお店の売り場で紹介します」「福島第一原子力発電所事故の風評被害はいまだに続いており、出荷できずに山積みされている干ししいたけの姿に心が痛みました」などの声が寄せられています。

レタスの収穫体験。レタスの収穫は通常、夜中2時半ごろから早朝にかけて行い、鮮度を保つ

レタスの収穫体験。レタスの収穫は通常、夜中2時半ごろから早朝にかけて行い、鮮度を保つ

ミニトマトとピーマンの検品と袋詰めを体験。迅速・正確・丁寧が求められる作業
ミニトマトとピーマンの検品と袋詰めを体験。迅速・正確・丁寧が求められる作業
たまねぎの収穫体験
たまねぎの収穫体験
2015年6月23日~24日、群馬で産地視察・交流を行いました

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