産地視察・交流

2014年10月3日~4日 JA佐渡(新潟)18人参加

10月3日、4日に、コープネットグループ各生協の組合員と役職員18人が、新潟県のJA佐渡で産地視察・交流を行いました。

1日目は、生きものを育む農法に取り組んでいる田んぼの見学を行い、「トキふれあいプラザ」の訪問では実際にトキを間近に見学することができました。

2日目は、コープネットグループに出荷する米を貯蔵するカントリーエレベーターの視察、「コープネット佐渡トキ応援プロジェクト」の寄付金の贈呈式に参加の後、「CO・OP新潟佐渡コシヒカリ」の稲刈り交流や田んぼの生きもの調査に参加しました。

コープネット佐渡トキ応援プロジェクトは「CO・OP新潟佐渡コシヒカリ」1キロのお買い上げにつき1円を「佐渡市環境整備基金」に寄付する取り組みです。

稲刈りの後、コープネットの参加者とコープにいがたの組合員14名、佐渡Kids生きもの調査隊の子どもたちとで記念撮影。

稲刈りの後、コープネットの参加者とコープにいがたの組合員14名、佐渡Kids生きもの調査隊の子どもたちとで記念撮影。

田んぼと排水路をつなぐ「魚道」を見学。魚道を設置することで、トキのえさとなるドジョウや魚が行き来できるようにしています。
田んぼと排水路をつなぐ「魚道」を見学。魚道を設置することで、トキのえさとなるドジョウや魚が行き来できるようにしています。
見学中にも頭上をトキが飛んでいるのを見ることができました。
見学中にも頭上をトキが飛んでいるのを見ることができました。
「CO・OP新潟佐渡コシヒカリ」を貯蔵しているカントリーエレベーターには最大3,000トンが貯蔵できます。
「CO・OP新潟佐渡コシヒカリ」を貯蔵しているカントリーエレベーターには最大3,000トンが貯蔵できます。
甲斐元也佐渡市長へ寄付金240万円の目録をお渡ししました。佐渡市からは感謝状と記念品としてトキの写真パネルなどをいただきました。
甲斐元也佐渡市長へ寄付金240万円の目録をお渡ししました。佐渡市からは感謝状と記念品としてトキの写真パネルなどをいただきました。
春にコープにいがたの組合員が田植えを行った田んぼ。前日の雨のため、非常にぬかるんだ中での作業でしたが、参加者は丁寧に稲を刈り取っていました。
春にコープにいがたの組合員が田植えを行った田んぼ。前日の雨のため、非常にぬかるんだ中での作業でしたが、参加者は丁寧に稲を刈り取っていました。
佐渡Kids生きもの調査隊の子どもたちと一緒に田んぼの生きもの調査を行いました。トキのえさとなるカエルや昆虫だけでなく、田んぼが多くの生きものを育んでいることがわかりました。
佐渡Kids生きもの調査隊の子どもたちと一緒に田んぼの生きもの調査を行いました。トキのえさとなるカエルや昆虫だけでなく、田んぼが多くの生きものを育んでいることがわかりました。

参加者からは「トキの野生復帰を応援しながら米作りに取り組んでいる、佐渡の方々の努力に感謝したい」「佐渡のお米を買うだけでなく、多くの人にプロジェクトのことを伝えていきたい」などの感想が寄せられました。佐渡の方々のお米作りへの思い、トキを大切に見守る愛情を感じ、あらためてこのプロジェクトの意義やさらなる支援の重要性を感じた視察交流となりました。

生活協同組合連合会コープネット事業連合 ページの先頭へ