産地視察・交流

宮城県石巻・女川地区の水産品・水産加工品のお取引先を組合員・役職員が訪問しました

2014年7月8日~9日 宮城県石巻・女川地区のお取引先8社をコープネットグループの組合員、役職員17人が訪問し、生産者と交流しました。

石巻・女川地区はコープネットグループで取り扱っている水産品・水産加工品の主要な産地の一つで、東日本大震災からの復旧・復興が進み、各社の工場での商品の製造(※)が再開されています。

※各社工場概要

 石巻市  (株)スイシン  ムキカレイ・塩たら切身の加工など
 (株)高徳海産  赤魚粕漬け・塩たら切身の加工など
 水野食品(株)  メロ西京漬け等漬け魚の加工など
 (株)マルダイ長沼商店  めかぶ・生かきの加工など
 (株)丸ほ保原商店  めかぶ・生わかめの加工など
 山田水産(株)  さんま蒲焼やさば照焼の加工など
 牡鹿郡女川町  (株)和田商店  寒風干し鮭や漬け魚の加工など
 協同シーフーズ(株)  海鮮寄せ鍋セット等の加工など

初日、津波のため多くの生徒たちが犠牲になった大川小学校での献花の後、日和山から石巻地区の地形や市街地の被災状況の形跡などを視察。2日目にかけてお取引先を訪問し、復旧して稼働している工場を視察させていただき、被災からこれまでの復旧・復興の状況についてお話を伺い、各社の皆さまに組合員からの応援メッセージをお届けしました。

震災から3年が経過しましたが、まだまだ被災地域に人が戻っていないため工場での作業者も不足しており、自社より地域のこの先の復興についてのお話が多く語られていたのがとても印象的でした。

震災から今日までのこと、そしてこれからのことなど石巻・女川地区のお取引先の皆さまの想いをしっかりと受けとめ、より多くの組合員に広げて水産加工品を買っておいしく食べて応援させていただくことを、訪問した組合員や役職員の誰もがあらためて決意していました。

コープネットグループはこれからも「忘れない」「伝える」「続ける」「つなげる」を基本姿勢として復興に向けた取り組みや支援を進めていきます。

門脇地区では津波と火災に襲われた小学校の前で献花を行いました
門脇地区では津波と火災に襲われた小学校の前で献花を行いました
組合員の皆さんからの「おいしいお魚待ってます」「おいしい商品が届くのが楽しみです」などの激励メッセージには本当に励まされたとお取引先の皆さまは口々に話されていました
組合員の皆さんからの「おいしいお魚待ってます」「おいしい商品が届くのが楽しみです」などの激励メッセージには本当に励まされたとお取引先の皆さまは口々に話されていました
各社の工場で生産した商品の説明は試食も交えて行なわれました
各社の工場で生産した商品の説明は試食も交えて行なわれました
工場内は白衣・マスク・帽子・長靴を着用し手洗い消毒、チリや埃の除去を行なってから視察。作業の終わった生産ラインでは長時間かけて入念に清掃を行なっていました。
工場内は白衣・マスク・帽子・長靴を着用し手洗い消毒、チリや埃の除去を行なってから視察。作業の終わった生産ラインでは長時間かけて入念に清掃を行なっていました。
めかぶパック工場での原料洗浄と選別工程のようす。この後、原料スライス、加熱・冷却、パックへの充填、タレ添付、パックの帯掛けをして完成となります
めかぶパック工場での原料洗浄と選別工程のようす。この後、原料スライス、加熱・冷却、パックへの充填、タレ添付、パックの帯掛けをして完成となります
女川町の復興の状況・計画について協同シーフーズ社長より現地をまわりながら詳しく案内していただきました
女川町の復興の状況・計画について協同シーフーズ社長より現地をまわりながら詳しく案内していただきました
石巻・女川地区お取引先8社の皆さまを囲んで

石巻・女川地区お取引先8社の皆さまを囲んで

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