産地視察・交流

2014年4月10日~11日、「CO・OP岩手県産 生わかめ」の産地、唐丹町漁業協同組合(岩手県釜石市)を訪れました

組合員と役職員18人が、「CO・OP岩手県産 生わかめ」の産地である唐丹町漁業協同組合を訪問、わかめの漁場や加工工場などの見学と生産者との交流を行いました。

唐丹町漁協は、2011年3月の東日本大震災による津波で、わかめの養殖設備や加工施設、大多数の船が壊滅的な被害を受けました。コープネットでは、震災直後から、組合員からの「おいしいわかめを待っています。必ず復活してください」などのたくさんの応援メッセージや復興支援金の贈呈などを行ってきました。3年経った今も、大震災の爪跡はそこここに深く残っていますが、これまで外部委託せざるを得なかったわかめの加工ができる自前工場を、この春再開できました。

初日は、わかめの養殖場の見学、片岸川への鮭の稚魚の放流体験の後、生産者交流会で、鮮やかな緑色に変化するわかめのしゃぶしゃぶやめかぶを試食しながら、生産者や加工工場で働く皆さんと交流を深めました。参加した組合員は「わが家の冷蔵庫には欠かせないお気に入りの商品です。これからもおいしいわかめをよろしくお願いします」、コープデリ宅配の職員は「生産者の皆さんのご苦労や思いを、組合員さんにお伝えして、わかめのいっそうの利用をおすすめしたい」と話しました。

1隻約1トンものわかめを水揚げしました

1隻約1トンものわかめを水揚げしました

コープながのの組合員からのメッセージを贈呈しました(右:上村勝利唐丹町漁協理事長とコープながの手塚優子組合員理事)
コープながのの組合員からのメッセージを贈呈しました(右:上村勝利唐丹町漁協理事長とコープながの手塚優子組合員理事)
co-op岩手県産 生わかめ
co-op岩手県産 生わかめ

2日目は、早朝収穫されたわかめの水揚げの様子や加工工場の見学、わかめの芯取り作業などを体験しました。その後大槌町に移動、津波の被害や避難時の体験をお聞きし、帰途につきました。

加工工場で、わかめの芯取り作業を体験させていただきました
加工工場で、わかめの芯取り作業を体験させていただきました
大槌町社会福祉協議会の職員の方から、津波から避難され、その後の避難所での厳しい生活、現在の町の様子についてお聞きしました
大槌町社会福祉協議会の職員の方から、津波から避難され、その後の避難所での厳しい生活、現在の町の様子についてお聞きしました

コープネットグループでは、今後も被災地の生産者との交流を大切に、商品を「買って応援」することで、復興に向けた取り組みをさらに応援していきます。

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