産地視察・交流

水産品・水産加工品の主要な産地である宮城県石巻・女川地区を、組合員・役職員が訪問しました

2013年6月19日~20日 宮城県石巻・女川地区のお取引先7社の工場をコープネットグループの組合員、役職員17人が訪問し、生産者と交流しました。
石巻・女川地区は、コープネットグループの主要な産地の一つで「銀だら西京漬」や「ムキカレイ切身」などの水産品・水産加工品を取り扱っており、現在、東日本大震災からの復旧・復興に向けた取り組みが進み、商品の製造が再開されています。
初日には、東日本大震災直後の津波のため多くの生徒たちが犠牲になった大川小学校での献花の後、たらや鮭切り身などを加工する(株)スイシン、赤魚粕漬けなどの加工をする(株)高徳海産、さんま蒲焼やさば照焼などの加工をする山田水産(株)を訪問し、復旧して稼動している工場を見学、被災されてから現在までの復旧・復興の様子などのお話しを伺いました。
20日には、門脇小学校での献花の後、漬け魚の加工をする水野食品(株)、めかぶなどの加工をする(株)丸ほ保原商店、さんまなどの魚介類を扱う協同シーフーズ(株)、寒風干し鮭などの加工をする(株)和田商店を見学、商品の試食なども交えながら、現在までの取り組みについて伺いました。
震災以降、コープネットグループの組合員からの募金やメッセージをお届けしており、お取引先の皆さんからは、震災による被害のあまりの大きさにもうやめてしまおうかと何度も思ったが、組合員の皆さんからの「商品を待ってるよ」とのメッセージに本当に励まされたと異口同音に話されていました。
参加された組合員さんや職員も、「今回伺った生産者の皆さんの想いを多くの組合員さんに伝え、商品の利用をよびかけて、復興に向けた取り組みをさらに応援していきます」と、産地の皆さんへのさらなる応援を決意されていました。

大川小学校での献花
大川小学校での献花
商品を利用されている組合員の皆さんからの応援メッセージをお届けしました (左)スイシン横山社長
商品を利用されている組合員の皆さんからの応援メッセージをお届けしました (左)スイシン横山社長
復興の取り組みについてお話しを伺いました(水野食品)
復興の取り組みについてお話しを伺いました(水野食品)
寒風干し鮭を計量(和田商店)
寒風干し鮭を計量(和田商店)

生活協同組合連合会コープネット事業連合 ページの先頭へ