産地視察・交流

2013年4月15日~16日 津波で大きな被害を受けた、「岩手県産 生わかめ」の産地、唐丹町漁業協同組合と、加工場の(株)かわむらを訪れました

4月15日~16日、組合員と役職員の総勢17名が「CO・OP岩手県産 生わかめ」の産地である唐丹町漁業協同組合(釜石市)と、わかめ加工場の(株)かわむら(陸前高田市)の視察・交流を行いました。


三陸沿岸は、2011年3月11日の東日本大震災で津波により、唐丹町漁協も(株)かわむらも水産加工場が損壊する被害を受け、わかめの養殖設備や多くの船も流されました。立ち直れないかと思われる状況でしたが、生産者の方々は奮起し、昨年はわずかに残った船などを共同利用しながら再開、収穫にこぎつけました。


コープネットグループでは、組合員の応援メッセージを集めてお届けし、復興支援金を贈呈しました。 生産者交流会では、原藻をゆでてすぐに鮮やかな緑色に変化する様子を体験したり、試食したりしながら、生産者の方々と交流を深めました。

唐丹では小型船に職員の中から3名が乗り、外洋に近い大浪の中で、実際に鎌でわかめを刈り取る収穫体験もさせていただきました。
唐丹では小型船に職員の中から3名が乗り、外洋に近い大浪の中で、実際に鎌でわかめを刈り取る収穫体験もさせていただきました。
(株)かわむらでは、わかめの、加工工程(搬入、ボイル、冷却、塩蔵、一次箱詰め保管)を追いながら、約2カ月間の漁期に1年分の製品の下加工をする手順を見させていただきました。
(株)かわむらでは、わかめの、加工工程(搬入、ボイル、冷却、塩蔵、一次箱詰め保管)を追いながら、約2カ月間の漁期に1年分の製品の下加工をする手順を見させていただきました。
2013年4月15日~16日 津波で大きな被害を受けた、「岩手県産 生わかめ」の産地、唐丹町漁業協同組合と、加工場の(株)かわむらを訪れました
2013年4月15日~16日 津波で大きな被害を受けた、「岩手県産 生わかめ」の産地、唐丹町漁業協同組合と、加工場の(株)かわむらを訪れました

「悲しい別れもあったが、海を恨んではいない。漁業に対する想いをわかめに乗せてお届けしたい」「一歩一歩前進している。よりよい商品をお届けしたい」という生産者の言葉に、参加者も「被災した生産者の笑顔に逆に励まされた。産地の想いを、生協の中でもっと広げたい」という気持ちになりました。

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