「国際年」ってなぁに?
国際連合(国連)は、1957年を「国際地球観測年」と定めて以来、毎年「国際年」を設けています。この「国際年」は、平和や人権など特定のテーマや問題に焦点を当て、世界中の人たちの意識を高めたり、行動を促したりすることを目的としています。1981年には障害者の権利と福祉の向上を図る「国際障害者年」が、2011年には持続可能な農業の発展を促進する「国際農業年」が設けられるなど、国際的な協力や理解を深める貴重な機会となっています。
2025年は
「国際協同組合年」
国連は2025年を「国際協同組合年」と定めました。2012年に続く2回目です。協同組合の重要性を広め、SDGsを促進することが目的です。この機会に、協同組合の価値や役割を再認識し、協同組合が持つ力を活かしてより良い未来を目指すことを、国連は期待しています。
日本では、コープデリグループをはじめとする生協が、国内の協同組合と連携して協同組合の価値や役割について広くアピールしていく予定です。
協同組合を学び、実践し、発信しよう!
皆さん、この機会に協同組合についてもっと知り、理解を深めてみませんか。まずは、次の3つのステップで協同組合を学び、実践し、発信してみましょう。
学んでみよう
国際協同組合年について学び、身近な人たちと共有してみましょう。
協同組合とは何か、何を大切にしているのか、どのように運営されているのか、協同組合らしさ(アイデンティティ)を学びましょう。
実践してみよう
みんなで話し合い、つながりを広げて、できることから始めてみましょう。
発信してみよう
学んだことや実践していることを周囲に伝えてみましょう。発信することで、地域のつながりを広げることができます。
組合員数 10億人

世界各国の協同組合がつくる国際協同組合同盟(ICA)には、世界112か国から318の協同組合が加盟し、加盟組織の組合員の総数は10億人に及びます。(2022年6月時点)