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エピソード66「はじめてばこ」が取り持つ縁

2026年5月21日 UP

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エピソード66のイラスト

各地で、0歳児へのプレゼント企画「はじめてばこ」が実施されている。多くは地元の新聞社やテレビ局の主催で、地元企業や自治体の協力のもと、生協が配達網を生かし、応募した家庭にベビーグッズや地元ならではの品を届けている。2026年度からコープみらい・いばらきコープでも始まり、コープデリグループの全生協※1で行うこととなった。

栃木県小山市の美奈子みなこさんは、以前にもらったはじめてばこが気に入って、娘を出産した今回も応募。2度目となる受け取りのとき、思いがけない再会があった。「届けてくれたとちぎコープのの篠崎しのざきさんが、最初にはじめてばこを持ってきてくれた人だったんです。4年もたっていた上に、住所も変わったのに、話している中で思い出したみたいで。『上に双子のお子さんがいませんか? もしかして引っ越しましたか?』って。以前住んでいたマンション名まで覚えてくれていて、うれしかったですね」

当時は初めての育児で大変だった。しかも双子。エレベーターのない集合住宅の3階で、外出も一苦労だった。幸い0歳から保育園に預けられたものの、しょっちゅう途方に暮れた。「そのときも篠崎さんは『大変でしょう』と寄り添ってくれて、つい玄関先で話し込んじゃったんですよね。途中で保育園のお迎えの時間だと気づいて出かけることになり、10kgほどある双子用のベビーカーを階段で降ろすのを手伝ってくれました」

親切にしてもらったのに申し訳ないと思ったが、そのときは加入を断って他の宅配サービスを選んだ。離乳食が終わると同時にやめたが、3人目の誕生で美奈子さんはまた宅配を検討していた。巡り合わせというものだろう。再会した篠崎さんに「今回はぜひコープデリを」と言われ、利用を決めた。


「今回のはじめてばこには、地元遊園地※2の年間パスポートの引換券も入っていました。中身はその都度違いますが、箱が素敵なんですよ。細かく描き込まれたイラストが可愛くて。いちごや餃子など栃木の特産品や名所が織り込まれているんです。紙製だけどしっかりした作りだし、大きさも手頃で」と話す美奈子さん。箱には子どもたちそれぞれの産着や手形、保育園で作った作品などを入れ、大切に保管している。

宅配では、離乳食の他に水や麦茶も頼んでいる。今は戸建てで階段の上り下りはないが、重いものを運んでもらえるのはありがたい。「子どもの成長とともに必要な量も増えているので、今回は続けようかなと思っています」

エピソード66のイラスト

下の子はよく寝てよく食べてくれる上におとなしい性格で、あまり手がかからない。双子は毎日朝からけんかしているが、あと1年もすれば小学生だ。結婚後に移り住んだ小山は住みやすく、気に入っている。仲のいい友だちはまだできていないが、双子が小学校に上がったら、子どもを通じて新しいつながりができるのでは、と美奈子さんは期待している。

縁を大事にすると、さらに縁が舞い込みやすくなるという。美奈子さんには、きっと良い出会いが待っている。

※1 一部対象外の地域があります

※2 地域や時期により、プレゼント内容は異なります

illustration:Maiko Dake

※このお話は、実際にあったコープに関わる人と人との交流を取材し、物語にしています。登場する人物の名前は仮名の場合があります。

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