人と人 つながりの物語 コープデリグループの組合員数は約550万人。組合員の皆さんの数だけ、物語がある。その物語を毎月一つお届けしていきます。描いているのは皆さんのくらしとコープデリの接点。あなたの物語はどんな物語ですか。人と人 つながりの物語

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2026年4月16日 UP

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組合員が出資・利用・運営するコープは、組合員の代表である総代そうだいが活動方針などを決める。コープみらいの総代になって4年目のひとみさんは、「こんなに続くとは思わなかった」と笑う。コープに加入したのは、現在中学1年生の息子がおなかにいたとき。地元・千葉県佐倉市の児童センターで出会ったママ友に誘われて「みらいひろば」※1に行くようになり、そこで「総代になってみない?」と声を掛けられ、ママ友と一緒に総代になった。

コープみらいでは毎年6月に通常総代会を開催しているが、約1300人いる総代の意見を取りこぼさないよう、その前の11月と3月・5月※2に、地域ごとに会議を開いている。その会議でも50~100人ほどが出席するため、10人ほどの分散会に分かれて話し合う。ブロック委員※3の進行に沿って総代が意見を出し合い、質問が出されれば宅配センター長や店長、役職員が答えていく。「ただの感想みたいな私の意見も丁寧に聞いてくれたり、隣にいる総代さんが『それ、私も思ってた!』と共感してくださったり、和気あいあいとした雰囲気です。うまく説明できないときは、役職員やブロック委員さんが『こういうことですか?』と助け船を出してくれます」とひとみさん。決算など難しいことも多く、最初は何を言えばいいか分からなかったが、つたない言葉でも聞いてもらえるし、思ったことを言うことが大事、と臆せず話すようになった。


やりがいを感じるのは、自分の意見が実現したときだ。商品の売り上げの一部を自然環境の保護などに活用している「佐渡トキ応援お米プロジェクト」のテレビCMが放映されたとき、「大事な取り組みなのでもっと流してほしい」と言ったら、再度放映された。「もちろん私の意見だけじゃなくて、他の方の意見も合わせた結果だと思います。でも、コープみらいは組合員の意見を聞いてくれるところなんだと実感しました」

他の人の意見でも、実現して人の役に立てばうれしい。昨年の夏、コープは宅配の配達を1週間休みにした。ひとみさんはあまり深刻に考えなかったが、その案が出された3月の会議では、「要介護者や乳幼児がいる人は困るから、早めに告知してほしい」という意見が出た。当初は6月の総代会以降に告知を始める予定だったが、それらの声を重視して、総代会を待たずに告知を始めた。その後、告知を早めて助かった人が多くいたと知り、みんなの意見が実現してよかったと思った。


コープみらいの総代向け学習会にも、積極的に参加している。昨年は初めて県内の産直産地を見学した。「摘み取り体験したミニトマトがおいしくて、感動しました! 農家さんの現状もかみ砕いて説明してもらえて、よく分かりました」

コープが行うさまざまな募金活動にも賛同するひとみさん。「商品だけでなく、こうしたいい取り組みをもっとたくさんの方に知ってほしいですね」と話すひとみさんは、いち組合員として、これからも会議などを通してコープに声を届けたいと思っている。

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※1 月に1回、コープみらいが地域ごとに開催する交流の場

※2 会議の名称・開催頻度は生協ごとに異なります

※3 地域でさまざまな活動をサポートするコーディネーター役を担う組合員。地域により名称は異なります

illustration:Maiko Dake

※このお話は、実際にあったコープに関わる人と人との交流を取材し、物語にしています。登場する人物の名前は仮名の場合があります。

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