鳥インフルエンザの影響に伴う、コープデリグループが取り扱う「たまご」の対応についてお知らせ

2025年2月10日

コープデリグループでは、日本国内での鳥インフルエンザ感染拡大の影響を受けて、以下の対応で出荷を進めて行きます。

<コープデリグループの対応について>

「たまご」は食生活において必要不可欠なものであるとの考えから、普通卵であり、かつ下限重量を規定しているサイズミックス(大きさいろいろたまご)については、鳥インフルエンザが発生していない他の産地で生産されたたまごを引き当てるほか、以下の4段階で対応します。


第1段階:重量制限の緩和
第2段階:出荷日基準の緩和(「採卵日パックの要件を1~2日猶予する)
第3段階:一般ブランドたまごで代替え
第4段階:規格変更(10個→6個)


飼料にお米を配合する「稲穂のみのりたまご」や、配合飼料に分別生産流通管理済みトウモロコシを指定した「はぐくむたまご」は、独自の仕様で、販売予測に基づく生産管理(羽数管理)を行っています。
安定調達を目的として複数の生産者に生産を委託していますが、鳥インフルエンザ発生により生産量が不足してしまう場合があります。
そのため、同品種での代替え手当が出来ず、サイズミックス(大きさいろいろたまご)を代替品としてお届けさせていただきます。
その仕様にこだわってご利用頂いている組合員の皆さまには大変申し訳ございませんが、何とぞご理解頂きますようお願い致します。

 

<鶏卵の産直産地での鳥インフルエンザ発生から再開まで>

鳥インフルエンザの発生に伴い、対象となる採卵鶏の処分後、飼料や卵の廃棄、堆肥の封じ込め、鶏舎消毒(3回以上)が行われます。養鶏を再開するには行政による環境検査や飼養管理基準の遵守状況、埋却地の確保などが調査され、認可されないと経営再開できません。
また、採卵鶏が産まれてからたまごを産むまでには150日くらいかかりますので、再開するまでには6ヶ月程度かかってしまいます。