福島第一原子力発電所事故に伴うALPS処理水海洋放出についてお知らせ

2021年7月14日

政府は2021年4月13日、東京電力福島第一原発の処理水を2年後を目処に海洋放出する処分方針を決定しました。
コープデリグループとしては、この件に対し、現時点で以下のように考えます。

1.ALPS処理水海洋放出について、関係者の理解なしにはいかなる処分も行わないという東京電力と地元漁業者の約束を反故にしての今回の政府の決定は、きわめて遺憾です。

2.国と東京電力は、どのような処理方法であっても、その処理方法の安全性確保や、処理による風評被害対策などを、国民並びに海外の関係者に対し丁寧にコミュニケーションし、理解を広げる努力を最大限行うべきだと考えます。

3.今回のような重要な判断は地元や関係者との合意が第一に考えられるべきです。地元・関係者の理解を得るよう最大限努めるとともに、理解が得られない状況で処理を強行すべきではありません。

以上

なお、この件に関し、みやぎ生協・コープふくしまは「ALPS処理水海洋放出に反対する署名」運動を展開されています。