コープデリ商品検査センターで「冷凍食品のいろはを学ぼう」開催報告

2019年10月 2日

冷凍食品の疑問や不安を解消し、正しく理解して便利に使ってもらうことを目的とした食のリスクコミュニケーション企画「おいしさそのまま 冷凍食品の「いろは」を学ぼう!」を、9月25日にコープデリ商品検査センター(埼玉県さいたま市)で開催しました。
一般社団法人日本冷凍食品協会の三浦佳子氏の講演では、マイナス30~40度で急速凍結するのでおいしさや栄養価が損なわれないこと、冷凍庫の開閉など温度変化に気をつけて保存すること、野菜不足や栄養不足が冷凍食品で補えること、などをわかりやすく解説していただきました。「手抜きではなく、手間を抜くのが冷凍食品。普通の食品と同じように使って欲しい」とお話しいただきました。
また、同じ農産物の冷凍食品と生鮮食品で残留農薬検査結果を比較しても、いずれも全く問題がなく、検出率では冷凍食品のほうが低い結果になることが商品検査センター職員から報告されました。

一般社団法人日本冷凍食品協会の三浦佳子氏の講演。組合員と商品検査センターの職員など30人が参加しました

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ゆでたブロッコリーと冷凍食品のブロッコリーの食べ比べ

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市販の「うがい薬」を使って、冷凍食品と生鮮食品のビタミンCの含まれる量を比較する実験。ビタミンCの残存に大きな差がないことを確認

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冷凍食品のブロッコリーを使ったグラタンを試食しました

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