コープにいがたと新潟県総合生協が「新潟県における地域生協の連帯推進共同宣言」を発表お知らせ

2017年5月26日

コープにいがたの長谷川専務の写真

共同宣言を読み上げるコープにいがたの長谷川専務(右から3番目)

5月24日、生活協同組合コープにいがた(以下、コープにいがた)と新潟県総合生活協同組合(以下、総合生協)は、「新潟県における地域生協の連帯推進共同宣言」を発表しました。

共同宣言では、産直の取り組みを通して生産者と組合員のつながりを強め、新潟県産品の利用を広げ新潟県の農業や地場産業の発展に貢献すること、食品の安全性確保を第一とし健康的な食生活に貢献する事業を進めること、新潟県の消費者ニーズに応えた商品を開発・選定し安定的に組合員にお届けすることなどをうたっています。

総合生協の宅配事業(KuruCo<クルコ>事業)を引き継ぐ生協として6月1日に設立される「生活協同組合コープクルコ(仮称)」は、コープネット事業連合への加入を予定しています。コープネット事業連合は、会員生協であるコープにいがたと、総合生協の「新潟県における地域生協の連帯推進共同宣言」の取り組みを支援してまいります。

総合生協の山口専務の写真

目的や今後の取り組みを説明する総合生協の山口専務(左から2番目)

会見では、冒頭にコープにいがたの長谷川聡専務が共同宣言を朗読し、総合生協の山口栄専務が宣言の目的や今後の取り組みについて説明しました。

共同宣言に期待することとして、組合員を代表してコープにいがたの飯島美智子組合員理事から「組合員活動の分野では平和や食の安全・安心のテーマで総合生協さんと協力してきた。今回の県内の生産者やメーカーを応援するという願いも両生協の組合員共通のものだと思う」、総合生協の平山喜美組合員理事から「今回の共同宣言によって、新潟県の農業や地場産業の発展に少しでも貢献し、新潟県での生協運動への理解をさらに進めていければ良い」と期待のメッセージを述べました。

生産者代表として、新潟西生産協議会すいか部会の渡辺啓太部会長からは、「安全・安心を心掛けている生産者の想いを、今回の共同宣言をきっかけにより多くの県民に届けてもらえると思う」、髙儀農場の髙橋泰道専務取締役からも「美味しいものがたくさんある新潟を良いところだな、生協さんを通して農産物を買ってみたいな、と思ってもらえるよう生産者も頑張りたい」と期待が述べられました。

最後に長谷川専務理事が「お互いの生協で消費を確保し、県内の産地につないで厳しい状況にある生産の現場を守り、消費者と生産者をつなぐのが地域生協としての役割だと思う」と述べ、新潟県における地域生協として消費者・生産者への責任を果たしていく決意が語られました。

この共同宣言を受けた取り組みとして、新潟県産の農産品や加工品が、宅配サービス「コープデリ」(コープにいがた)、「KuruCo<クルコ>」(総合生協)、の統一企画として「にいがた大好き」の共通マークを付してそれぞれの商品カタログで展開されます。
「にいがた大好き」の共通マーク