2024年8月31日
ほぺたんが「センチュリーコーン」を生産するイリノイ州の生産者を訪問してきました!
2024年7月にコープデリの職員が「ほぺたん」と一緒に産直の想いを生産者と共有するためにアメリカのイリノイ州でセンチュリーコーンを契約栽培している「ハントファーム」と「ヨンツファーム」を訪問しました。なお両農家は、2015年に来日。コープの店舗や宅配で「コープ産直のはぐくむたまご」が組合員の皆さんに届けられるまでを見学しています。古くからセンチュリーコーン作りに携わっていただいている生産者です。
「センチュリーコーン」とは
「産直のはぐくむたまご」を産む親鶏が食べる配合飼料の主原料となるトウモコロシで、アメリカのイリノイ州を中心とした97軒(2024年7月現在)の契約農家がNONーGMOの種子をゲノム編集品種の作付禁止や収穫後農薬散布の禁止などの契約栽培プログラムに基づいて育てたトウモコロシです。種子の選別から受粉、収穫、保管、輸送の各工程を細心の注意で管理することで、分別生産流通管理済みと表示できる飼料トウモロコシとして輸入しています
■ハントファーム
農場の総面積は、なんと48㎢! 東京都練馬区とほぼ同じ面積の広大な農場を親子兄弟で営んでいます。作っているのは、トウモコロシと大豆です。広大な土地で効率的に作業を進めるため大型の重機や自家用ドローンを用いる一方で不耕起栽培やカバークロップ(畑の休閑期に土壌保護等を目的に植える被覆作物)を取り入れた再生型農業にも取り組んでいます。
ハントファームのトウモロコシ畑。前日までの雨が嘘のように元気なトウモコロシと太陽がほぺたんを迎えてくれました。
サイロとトラクターをバックにハントファームの皆さんと。右端は経営者のデイブさん、皆さんとてもいい笑顔!!
納屋で皆さんとランチ会。ランチ会にはデイブさんのお父さんや奥さん、子供たちも参加してくれました。日本から組合員の皆さんの声というかけがえのないお土産を持ってきたほぺたんをハントファームの皆さんは大歓迎!組合員の皆さんやはぐくむたまごに関する質問、日本を訪れた時の昔話などランチ会は大いに盛り上がりました。
■ヨンツファーム
ダグさんとお兄さんのスティーブさんが営むヨンツファームは、1854年から先祖代々6代続く歴史のある農家です。農場の広さは14㎢とアメリカでは中小規模ですが、すべて自家保有の土地でトウモコロシと大豆を作っています。現在作っているトウモコロシはすべてセンチュリーコーンです。先祖代々の教えで土地や道具を大事に使うことをモットーに、再生型農業にも取り組んでいます。また、地元小学校の校外学習を受け入れて、農業の大切さを伝えるとともにセンチュリーコーンを通じた日本との繋がりもお話されています。
ヨンツファームのダグさん(左)とスティーブさん(左) ヨンツファームの看板の前で。
センチュリーコーンの出来具合を真剣に語るダグさん。今年も良いトウモコロシを届けられるとのことです!
組合員の皆さんから寄せられた声を受け取るダグさんとスティーブさん。とても感激されて一言、「これからもセンチュリーコーンを通じた繋がりを大切にして、質の良いトウモコロシを日本へ届けます。」 とても嬉しいコメントをいただきました。
今回の訪問で組合員の皆さんとの繋がりをより深く、大切に感じていただくことが出来ました。この繋がりを更に育てるため、これからも定期的に交流やコミュニケーションを実施して皆さんへお伝えしてまいります。今回は、「コープ産直のはぐくむたまご」の顔の見える取組みが広大なアメリカの大地から素晴らしい笑顔とともに始まることをお伝えします。