コープデリにいがた
宅配事業部
利用サポートスタッフ梨本 まひろ
2018年入職。
地域担当として配達業務を経験し、現在は地域担当職員向けの試食学習会や、毎週配付しているおすすめ情報の「くらしちらし」の作成などを行っています。
「体験同乗」のときの組合員さんのよろこぶ顔が入職の決め手に
もともと人見知りの性格なのですが、学生時代に飲食店で接客のアルバイトをしたとき、人と話すことがとても楽しく「人と関わる仕事に就きたい」という思いがありました。そんなある日、就職先について母親と話をしていると「コープはどうなの?」と言われたのです。我が家では生協を利用しており、小さい頃は共同購入をしていた母にくっついて商品を受け取りに行った思い出があります。また、共済に加入していたので父親が骨折で入院したとき、「担当の方が親切で丁寧に対応してくれたおかげで、とても安心したのよ」という話を母から聞いて、興味を持ったのがきっかけです。
何よりもコープに入職する前、職員が配達するトラックに同乗させていただく「体験同乗」で組合員さん宅へ伺ったのですが、その経験が大きかったですね。組合員さんにとって、毎週同じ担当さんが配達に来てくれる安心感があること。そんな組合員さんから「ありがとう」の声が直接聞ける環境にとても魅力を感じ、この仕事を選びました。
当たり前のようで難しい、「誰にとってもわかりやすい」ということ
現在は宅配事業部の利用サポートスタッフとして、地域担当の職員が自信を持って組合員さんに商品をすすめられるよう「学習資料の作成」や「試食学習会の開催」などを行っています。
学習資料は、商品の特徴や組合員さんへのおすすめポイントを紹介するのですが、当初は情報を詰めこみすぎて、ついつい文章が長くなっていました。「ポイントは短く明確に」と上司や先輩に指摘を受け、何度も修正されることが多かったです。そこで先輩が以前作成した学習資料を何度も読み返すことでコツを覚え、組合員さんの生活場面を意識したり、資料を読んだときポイントは何なのかがパッとわかるように工夫をしたり、自分でも納得のできる資料を作れるようになりました。
試食学習会の準備は、学習会をする日程から逆算してスケジュールを組み立てます。事前に商品を食べて特徴をまとめたり、市販品と食べ比べをしてコープ商品にはどういう強みがあるのかを調べる作業がとても大変でした。「キャベツメンチ」という商品では、いかにキャベツがたっぷり入っているかを伝えたく、中具からキャベツだけを取り出してキャベツの量を比較する資料をつけました。これらの仕事を通じて、“誰にとってもわかりやすい”ことを心がけるようになったと思います。地域担当時代では学ぶことができない深い商品知識を今の部署に来てからたくさん学ぶことができ、配属されて良かったなと感じています。
ホットヨガやバスケで思いきり汗を流してリフレッシュ
小学校4年生から大学2年生まで、走り幅跳びをしていたほど運動が大好きなんです。地域担当のときは体を動かすことが多くてよかったのですが、今の仕事になってからは体を動かす頻度が減ってしまいました。そこで新たな趣味として、ホットヨガ、社会人バスケ、登山などプライベートで体を動かすようにしています。ホットヨガは仕事終わりに月4回通っており、バスケは毎週土曜に2時間ほど練習をしています。
他にも音楽が好きなのでいろいろなライブに足を運んだり、友達とご飯を食べに行ったりして気分をリフレッシュしています。コロナ禍も落ち着いてきているので、これからは旅行にも行って各地のおいしいものを堪能したいですね。
今の仕事は頭を使って考えることが多いので、体を動かしたりヨガの瞑想で頭を空にすることでリセットしています。オンとオフをしっかり分けることで、仕事もプライベートも充実していると感じています。
知識が豊富で仕事ができる憧れの先輩に少しでも近づきたい
私が携わっている「利用サポートスタッフ」という仕事は、私の他に先輩が1人います。実はこの職種は私が配属される1年前に立ち上がったもので、その先輩は1年間1人だけでこの仕事を担当していました。先輩は他の生協(コープながの)の方が先行していた「試食学習会」を実際に見学しに行き、コープデリにいがたで1人でスタートさせたのです。スタッフが自分1人なのでとても大変だったと思いますが、そのぶん知識が豊富で信頼が厚く、他のセンターの職員からも商品や資料作りについて、よく問い合わせがくるほどです。私が分からなくて困っているときも、いつも丁寧に教えてくれる憧れの先輩です。
そんな先輩に少しでも追いつけるよう、先輩が持っている「食生活アドバイザー3級」の資格を私も取得しました。この資格を取ることで、原材料の表示方法や物流の流れなど「食」に関するさまざまな知識を学ぶことができました。今後も取得したことに満足せず、日々勉強に励みながら、その先輩のように職員の方に信頼される存在になっていきたいと思っています。
世の中の動向に目を向け、地域メーカーとコラボ商品を作りたい
まずは地域担当の職員が自信をもって組合員さんに商品をおすすめできるよう、私がいろいろな工場見学や産地交流などに足を運び、商品知識を増やしていきたいです。そして、地域のスーパーに足を運び、「コープ商品と似たような商品はどれくらいあるか」「規格・価格はどうか」「原材料に違いはあるか」などの市場調査も定期的に行い、価格変動や世の中の情勢にも目を向けていきたいと思っています。その上でコープ商品ならではの強みは何かを、改めて考えていきたいです。
また、コープデリにいがたでは地域商品の企画を設けており、地元のメーカーや生産者を応援する取り組みも行っています。私も地元を応援する意味でも、将来的には地域商品企画の部署で働いてみたいです。そしてメーカーさんと直接話し合いながら、コープとのコラボ商品を作れたらいいですね。そのためにも、今以上に商品知識を身につけていけるよう勉強をしていこうと思います。


組合員さんに配付する「くらしちらし」を制作しています。親しみやすく、そして読みやすくするために、液タブと呼ばれるタブレットと専用のペンを使い“手書き”で文字を書いています。さらに先輩が描いたイラストを切り貼りして使い、組合員さんに「また読みたいな」と思ってもらえるよう心がけています。

梨本 まひろさんの「私の推し商品はこれ!」
CO・OP ふっくらジューシー生ハンバーグ
フライパンで焼くだけで、まるで手作りしたようなハンバーグが楽しめます。ふっくら焼き上がり、中から肉汁がじゅわっとでてきて、たまらないおいしさです。電子レンジで温めるタイプではないので焼く手間はかかってしまいますが、冷凍ハンバーグとは思えないほどのクオリティで家族みんなが大好きな商品です。ぜひ一度味わっていただきたい一品です。
内容については、2024年6月時点のものとなります。