コープながの
コープデリ伊北センター
地域担当リーダー上野 裕寛(やすのり)
2018年に地域担当として入職。
2020年に営業担当、2024年に地域担当リーダーに。
ドライブが好きで、休日は車を走らせてリフレッシュしています。
人の役に立ち、自分の成長にもつながる仕事がしたくて入職
私は幼少の頃、祖母宅で過ごしていた期間がありました。祖母や祖母の友人のお手伝いをするととても喜んでもらえ、子どもながらにうれしかったことを覚えています。また、もともと人と関わることが好きな性格なので、「人の役に立てる仕事がしたい」という漠然とした思いを持って就職活動を始めました。
そして部活動での野球を通じて「一つのことに打ち込むことで味わえる達成感を仕事でも味わいたい」「自分自身が成長できる環境で仕事がしたい」という思いが芽生えました。
その中で出会えたのがコープながのでした。コープは「食」をはじめ保険事業などの生活に欠かせないサービスを多く取り扱っており、幅広い方々のお役に立つことを目標に事業や活動を行っています。仕事を通してさまざまな経験を積み、自己成長できる環境だと思いコープながのへの入職を決意しました。
いつでも頼れる環境があることに感謝
入職して最初に配属されたのが「地域担当」です。トラックに乗ってセンターを出たら、すべて自分でやらなければいけないと聞いていたため「誰にも頼らずに自分一人で仕事ができるのかな?」という不安がありました。しかしコープは研修が充実しており、入職してすぐ社会人の基礎マナーや、トラックの運転を一から学べることを知り安心しました。不安や苦手なことを一つひとつ丁寧に教えていただけるので、研修が終わる頃には苦手意識もなくなりました。同期と一緒に研修へ参加するので絆も深まり、楽しく充実した時間だったことを今でも覚えています。
宅配センター配属後は、先輩職員と一緒に業務を行って仕事の流れを学びます。先輩は気さくな方で「分からなくて当たり前だよ」と、どんな小さなことでも丁寧に教えてくれました。ある日のこと、注文用紙への記入を毎週間違ってしまうご高齢の組合員さんへの対応に悩み先輩へ相談しました。先輩はまず私の意見を聞いてくれ、“組合員さんと一緒に注文用紙に記入する”ことを話すと、「それもいいよね。ただ時間がとてもかかってその日の配達時間に影響するから、直接カタログの商品に○印を付けてもらい、センターに戻ってから上野さんが注文用紙に記入する方法もあるよね」とアドバイスをいただきました。時には柔軟な考え方を持ち、組合員さんと自分にとってベストな方法を選ぶ大切さを学びました。
料理の話題をきっかけに、打ち解けてもらうことができました
休日はアクティブに過ごすことが多く、ドライブをしたり友人と旅行へ行ったりしています。また、野球をやっていたことがある先輩が多いので、グラウンドを予約して休日に集まって体を動かして楽しむことも。
また、食べることが好きで、自分で料理をするようになりました。最近よく作っているのはチャーハンです。鉄鍋を手に入れたので動画サイトを参考に、調味料にこだわったもの、卵とネギだけのシンプルなものなどを試しています。
料理を始めたことで営業時の会話にも役立ちました。初めは打ち解けてもらえなかった方に、料理の話をしたら会話が盛り上がってコープに興味を持っていただき、「上野さんがおすすめするなら試してみようかな」とおっしゃっていただけたことがありました。私が相手の方のことを詳しく知らないように、相手も私やコープのことを知らないからこそ会話を通してコープがお役に立てるような提案を心掛けています。
コープと組合員さんの関係は特別なものだと気づいた出来事
コープで働き始めた頃は、配達業務は組合員さんに商品をお届けすることが業務だと考えていました。しかし先輩を見ていると常に組合員さんや地域の方のことを考え、「先週のお届け商品で何かお困りのことはありませんでしたか?」と組合員さんが話しやすいような問いかけをしたり、寒い日には「体調には気をつけてくださいね」と気遣う言葉をかけていました。そんな先輩をみて、「人の役に立てる仕事とはこういうことなんだ!」と学び、私も先輩のようになりたいと憧れを抱きました。
まだ一人での業務に慣れず、商品のお届けが遅れてしまったときのことです。組合員さんに叱られるのを覚悟して商品をお届けに伺うと、「何かあったのかと心配だったよ。無事でよかった。届けてくれてありがとう!」と、やさしい言葉をかけてくださいました。この組合員さんの思いやりがある言葉は素敵だな、と強く思ったことを今でも忘れられません。このような関係性は、先輩方や組合員さんが長年築き上げてきたもの。これからも大切に守り続けるために、私自身が組合員さんや地域から必要とされる存在になろうと考えるきっかけになりました。「普段の生活でお困りごとがあれば、いつでもコープを頼ってくださいね」という気持ちで仕事に取り組んでいます。
今の自分が楽しめているからこそ、多くの後輩たちにも伝えたい
今後の目標は、人事・採用担当になることです。入職してからの6年間で「人の役に立てる満足感」「自身の成長を感じられる達成感」「仕事とプライベートの両立で充実感」を得ることができました。これらの経験ができたのは企業説明会でコープながのと出会えたからだと、改めて感じています。そのときの採用担当者の温かな雰囲気と分かりやすい説明のおかげで、きっとアットホームな良い職場なんだろうなと思い、自分の未来のビジョンを描くことができました。
担当者の「入職前は漠然とした不安があったけど、今は仕事がとてもおもしろく、プライベートも充実しています」という言葉が、まさに今の自分と同じなんです。そんな私の人生にとって大きな転機となったコープながのへの入職を、未来の仲間へ自信を持って紹介したいと思います。そのために、将来は人事・採用担当になって、より働きやすい職場にしていきたいです。


チームメンバーがお休みの日は代わりに配達に行ったり、配達から戻ってきたメンバーからその日の報告や仕事で困っていることはないかを聞くなどして、コミュニケーションを大切にしています。また各課題の進捗状況を確認しながら、メンバーのスキルアップのフォローも行っています。他にもコールセンターから依頼された組合員さん対応や、利用推進担当としての事務作業など、業務は多岐に渡ります。

上野 裕寛さんの「私の推し商品はこれ!」
CO・OP 骨取りさばのみぞれ煮
魚の煮付けを家で調理しようとすると手間がかかりますが、この商品は湯せんするだけで、手軽においしい煮付けが完成します。魚が苦手な方にも食べやすく、骨取りしてあるので小さなお子さんからご高齢者まで幅広い世代に喜んでもらえます。みぞれとの相性も抜群で、ごはんにぴったりですよ。
内容については、2024年6月時点のものとなります。