コープデリグループで はたらくひと

産地と組合員さんを
結び、
つないでいく存在に
なるために

コープデリ連合会
サステナビリティ推進部 本部職員
西 綾花

profile

コープデリ連合会
サステナビリティ推進部
本部職員
西 綾花

2014年入職。コープデリ連合会へコープみらいより出向し、サステナビリティ推進部に。募金関係の実務調整や、産地交流・研修会の企画・運営を主に担当しています。

小学生の頃に感じたとある想いが、入職の大きな決め手に

私が就職活動をする際にキーワードにしていたのが、「社会貢献」と「寄り添い」です。小学生の頃に『世界がもし100人の村だったら』という本やテレビ番組を見て、自分と同じ歳の子がこんなにも違う状況下で暮らしているということに衝撃を受けたのがきっかけでした。そのことはずっと心に残っており、将来は世界の子どもたちに関わる仕事がしたいと、国際協力が学べる大学に進学。就職活動をするときは、まず企業ホームページの“社会活動”を確認するほど、社会貢献ができる企業で働きたいと思っていました。
コープは誰もが必要とする「食」の提供はもちろん、「一人ひとりのくらしに寄り添う」ことをモットーに子どもからご高齢者、国内から海外まで、幅広い社会活動の取り組みを行っており、そこに惹かれました。ホームページを見ると、アフリカの子どもたちを応援する「ハッピーミルクプロジェクト」という取り組みがあることを知り、私は「コレだ!いつかこの取り組みに携わりたい!」と強く思い、コープみらいへの入職を決めました。

実体験がないのであれば、たくさんの声を聞いてみる

入職当初は宅配センターの地域担当をしていたのですが、営業活動には苦労しました。営業への苦手意識に加え、お声がけする相手の多くが年上の主婦や子育て中の方ということもあり、「未婚で子育て経験もない私が説明しても説得力がないのでは…」と思うことが多く、コープの良さをどのようにお伝えすればよいか悩んでいました。そこで“どんなときにコープの良さを実感しているのか”を、同じセンターで働く先輩やパート職員の方、さらには配達先の組合員さんに聞いてみることに。するとご高齢者にとっては、「重い荷物を玄関まで持ってきてもらえることがどれだけ助かるか」、また子育て経験者のお母さんにとっては「コープの離乳食は一度使ったらやめられないほど便利」であることなど、実感のある声を聞くことができました。

このことがきっかけで、“相手のお困りごとに対して自分に何ができるか”、“コープとしてどのようにお役に立つことができるか”が、営業活動の本来の目的だと気づきました。それからは相手の表情や聞いてくれる姿勢も変わり、実際にご加入いただき、ご利用いただける方が増えました。

道の駅巡りや友だちとのおしゃべりで、心身ともにリラックス

コロナ禍になってからは難しくなりましたが、職場のみんなと飲みに行ったり、BBQに行ったり、日頃の業務内容や年齢、役職に関係なくワイワイすることは大きな息抜きになっていました。今は大好きなディズニーランドやプロ野球観戦に出かけることで、気分をリフレッシュしています。
他にも各地の道の駅を巡るのも楽しみの一つ。地元産の旬な野菜やくだものなど、その土地の特色を感じられるところが好きです。もちろん一日何もせず、家でゆっくり過ごす日も大切です。家に友達を呼んでみんなでたわいもない話をしている時間が大好きで、「明日から仕事をまたがんばろう!」という気持ちになりますね。

生産者さんと組合員さんを結んだ出来事

私は今までに、宅配センター所属の「地域担当」、本部所属の「イベント渉外」と「サステナビリティ推進」と、さまざまな業務に携わってきました。それぞれの業務で培ってきたことは、すべて大きな財産となっています。中でも地域担当時代に経験したことは私に大きな影響を与えてくれました。もともと配達という仕事はただ商品をお届けするだけではなく、「産地と組合員さんとをつなげる役割を持っている」と思いながら仕事をしていました。
そんなとき、「岩手県産わかめ」や「沖縄県伊平屋島産もずく」の産地研修に参加する機会に恵まれました。特に岩手県は東日本大震災の被災地で、より意義のある研修にするために何が必要かを上司に相談しました。

そこで思いついたのが、組合員さんから応援メッセージを募集し、それを産地の方へお渡しをすることでした。実際、産地の方がとても喜んでくださったのが今も印象に残っています。さらに私自身は生産に関わる方々の想いに触れ、そこで見たこと感じたことを今度は配達時にお渡しをする担当者ニュースを通し、組合員さんに直接伝えることができました。双方向の想いをつなげることができた経験は自信になり、改めてこの仕事の意義を再確認しました。

リアルな“今の産地”を、どんどんアップデートしたい

入職1年目のときから目指している「産地と組合員さんをつなぐこと」を具体的な形にしていくために、産地研修をさらに拡げていくことが現在の目標です。産地に直接伺って交流するのがベストですが、オンライン会議の普及により気軽に産地とつながることができるようになりました。この機会をポジティブに捉え、オンラインを通して常に産地情報をアップデートし、定期的に交流の場を増やしていきたいです。そして“今の産地”の情報を組合員さんに知ってもらえるよう、学習会などを通してお伝えしていこうと思います。
実は、コープで取り組んでいるプロジェクトのことを知らない職員もまだまだいます。組合員さんだけでなく職員も含め、“産地と顔が見える関係”をより深め、お互いがもっと身近な存在になれるよう橋渡しをしていきたいです。そしてもう一つ、入職のきっかけとなった「ハッピーミルクプロジェクト」の取り組みやアフリカの状況を広くお伝えできればと考えています。そして、いつか支援国にも訪れ、この目で見たことを伝えたいです。

西 綾花さんの1日のスケジュール

仕事内容は多岐に渡るため、スケジュール内容は毎日変わります。これは、サステナビリティ関連の国内プロジェクトを推進しているときのスケジュール。部内会議だけではなく、産地の方や組合員さんとはオンライン会議で打合せを行います。当日中に打合せ内容をまとめたい時は残業になる日もあります。

内容については、2022年9月時点のものとなります。

撮影時のみマスクを外している場合もあります。

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