コープデリグループで はたらくひと

育児休暇で得た
貴重な体験を
多くの職員に
伝えていきたい!

いばらきコープ
コープデリひたちなかセンター 地域担当リーダー
南川 裕貴

profile

いばらきコープ
コープデリひたちなかセンター
地域担当リーダー
南川 裕貴(ゆうき)

2014年入職。
現在はひたちなかセンターで地域担当リーダーを務めています。家族構成は妻と娘2人の4人家族です。

店舗や宅配だけでなく、社会的な取り組みも行うコープ

大学では動物関連の研究をしていました。その関係から動物園のインターンシップに参加したのですが、動物の世話だけでなく、お客さまと直接コミュニケーションを取る機会があり、「南川さんはお客さまと話していると楽しそうだね。人と関わる仕事も向いているんじゃない?」との言葉をいただいたのです。その言葉は就職活動中の自分にとって、キーポイントとなりました。
その中でコープの説明会に参加したのですが、参加するまでは生協のことをあまり知らず、「生協=大学生協(購買)」というイメージしかありませんでした。しかし説明会に参加して話を聞いてみると、コープには「宅配」「店舗」以外にも「組合員活動」や「環境保全」など、地域に根付いた身近な活動から、組合員さんだけでなく職員を含めた社会的な取り組みまで、さまざまな面があることを知り興味を持ちました。さらに、地元である茨城県内で就職をしたいという希望がありましたので、いばらきコープに入職を決めました。

大切なのは、相手の状況や立場をいつでも気にかけること

地域担当を務めていた入職当時は、明るく元気よく配達をすることを意識して仕事をしていました。組合員さんからも「毎週の配達が楽しみだよ」「いつも元気を分けてもらえる」とお褒めの言葉をいただくことが多かったです。ところが、ある組合員さん宅へいつものように大きな声で挨拶をしたところ、寝ていた赤ちゃんが起きてしまったのです。もちろんお叱りはありませんでしたが、赤ちゃんがいるご家庭での挨拶の仕方を考えるきっかけになりました。相手の置かれている状況を考慮して行動する、そんな当たり前の大切さを気づかされた経験でした。
その経験は、営業担当時代にも活かされました。営業という仕事は時として、こちらの伝えたいことを一方的に話してしまいがちです。しかし相手が本当に求めていることとマッチしなければ何の意味もなく、ご利用につながることはありません。常に相手が何を求めているか、何に困っているかを考えた上で営業活動をする必要があると学びました。今は地域担当リーダーとして、後輩や仲間からアドバイスを求められる立場にいます。組合員さんだけでなく一緒に働く仲間との付き合い方においても、相手の性格や状況を考えて接することが必要です。このような考え方はより視野を広くし、自分自身の成長にもつながっていくと思います。

休日に子どもたちと一緒に過ごすことが何よりも楽しい

結婚、妻の出産を機に、生活が一変しましたね。最近は休日になると、子どもと一緒に朝食を作ったり、近所の公園や遊具がある施設で遊んだり、家庭菜園で野菜を収穫したりと、子どもと過ごす時間を多く取っています。もちろん楽しいことばかりではなく、気がつくと散らかっているおもちゃの片付けに明け暮れることも日常茶飯事。でもそういったことも含め、子どもたちとの時間は自分に元気を与えてくれます。
仕事柄、同世代の組合員さんから子育てについてお話を聞く機会はたくさんありましたが、いざ自分がその立場に立ってみると本当に大変なんだと実感しています。離乳食や子育てに欠かせない商品の取り扱いが充実していることもコープの魅力ですが、その一つに冷凍ポーションタイプのおかゆがあります。我が家でも活用している便利な商品で、実際に利用する前は「おかゆなんて、炊くだけで簡単なのにな…」と思っていました。しかし今では、その“炊く作業をしなくてよい”ことが、子育てをする中でどれだけありがたいことか夫婦共に身に染みています。子育ての時間は組合員さんとの話題づくりに役立つだけでなく、商品をより理解する勉強の機会にもなっていますね。

育児休暇の取得を後押ししてくれた、心に響く言葉の数々

大きな出来事といえば、子どもの誕生を機に育児休暇を取得したことです。就職活動中から「将来的に子どもを授かる機会があったら、育児に携わる時間を設けたい」という想いがありました。いばらきコープは「子育てサポート企業」の証である「くるみんマーク」を取得しており、女性職員のための妊娠中や産休・育休取得の相談窓口や、男性職員の子育て参加をサポートする取り組みがあります。そうした背景もあり、私は娘たちの誕生を機に合計10カ月半の「育児休暇」を取得しました。
もちろん育児への想いはあっても、いざそのタイミングになると休業した場合の将来のキャリアへの不安や、周囲への申し訳なさがあったのも事実です。そんなとき人事の方に育児休暇について相談をした際、「この先の社会人生活は30年以上あり、仕事に費やす時間はたくさんある。でも子どもが生まれた直後に一緒に過ごす時間は、本当にその時しかないんだよ。だから時間を大切に使いなさい」「この先の人生のたった何十分の一、少しくらい仕事から離れていたって全然問題ない。その後のキャリアは、あなたのがんばり次第だよ」と話してくれたのです。今でも印象に残るほど、その言葉に後押しされましたね。
今振り返ると育児は大変なこともありましたが、子どもの成長を間近で感じることができる期間だったと思います。人事の方をはじめ、職場の仲間の支えがあり、子どもとの貴重な時間を過ごすことができました。復帰後は休業前と変わらず、地域担当リーダーを務めておりキャリアにも支障はありませんでした。この経験をこれからの生活や仕事に活かし、多くの職員に発信・共有していきたいと思っています。

それぞれの働き方にあわせた職場づくりに貢献したい

今後の目標は、いつか人事担当として仕事をすることです。これまで何度か職員採用の機会に携わることがあり、そこから関心を持つようになりました。また、入職したばかりの頃、職員同士だけでなく、組合員さんや生産者さんなど、この仕事で関わる方々との交流会や研修企画などに参加させてもらう経験をしました。これらは人事部が主催したもので、仕事にまだ不安のある入職間もない時期に、そのような機会を設けていただいたことはとてもありがたいものでした。人事として仕事ができる機会があれば、このように職員のサポートだけでなく、さまざまな企画を立ち上げていきたいです。
また、長く働いていく上ではプライベートの充実も大切です。そのため、これからの働き方の変化に合わせ、個人の考えが活かせる職場づくりに貢献できたらとも考えています。役職や年齢の垣根を越えて、楽しいときには一緒に笑ってくれる、困ったときは助けてくれる、コープはそのような人たちが多くいる職場だと思います。せっかく縁があった者同士、一人でも多くの仲間が長く働いていける組織にしたいです。

南川 裕貴さんの1日のスケジュール

入職当初は地域担当を2年半、次に営業を3年半、そして地域担当リーダーを4つのセンターで合計4年やっています。普段はリーダーとしてさまざまな事務作業を行っており、人手が足りないときなどは配達も行っています。事務作業は、センター全体での利用人数の確認、次週の目標設定、報告書の作成など多岐に渡ります。

内容については、2024年6月時点のものとなります。

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