コープネットの放射性物質検査について

全国の生協検査室 初コープネット商品検査センター“ISO/IEC17025認定取得”コープネット商品検査センターで実施する放射性物質検査は、世界に通用する試験結果を出す能力があると認められました。

放射性物質の検査精度とは

放射性物質の検査は、どのタイミングで飛び出すかわからない放射性セシウムをつかまえて測定するので、検査精度の高いといわれているゲルマニウム半導体検出器で10回測定しても10回とも同じ測定値とは限りません。『測定誤差』が生じてしまいます。

では、どのようにして検査の精度を保証するのでしょうか?

それがISO/IEC17025です。ISO/IEC17025は、「測定データの“確かさ”」を確認することなのです。測定データの変動を小さくするための仕組みをつくり、その結果、測定データの変動がどれくらいあるのかを計量学的・統計的に処理して、「測定データの確かさ」(裏をかえせば「測定の“不確かさ”」)を算出し、検査精度を保証します。ISO/IEC 17025で認定された試験所は、国際的なルールに従って測定精度を評価することにより、その中身の透明性・整合性が確保できます。その結果、ISO/IEC17025に認定された試験所は、世界に通用する試験結果を出す能力があると認められるのです。

ISO/IEC17025とは

ISO/IEC17025(試験所認定)は、正確な検査結果を生み出す能力があることを、権威ある第三者認定機関が認定する規格です。認定を受けた試験所は、品質管理を行う上でのマネジメント能力と、信頼性のある試験結果を生み出す技術力を実証し、相互承認により国際規格に適合した検査結果と認められます。


 


ゲルマニウム半導体検出器


コープネット商品検査センター

なぜ、コープネット商品検査センターが国際規格を目指したのか?

ISO/IEC17025の認定取得で検査結果の妥当性を実証・証明できる仕組みを作ることができました。これは検査にかかわる部門としては重要でありますが、組合員をはじめとするフードチェーンに関わる人たちに対し検査結果の説明責任を果たすということでは当たり前とも言えます。

認定を取得することで、生産者と一緒に食品安全に取り組み、組合員により安心して商品を購入していただけることを目指し、今後も努力し続けたいと思います。

また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックはコープネット事業連合のエリア内で開催されます。これまでともに放射性物質問題に取り組んできた生産者の方たちが国際規格による検査結果を求められた際に、私たちコープネット商品検査センターでの検査結果によって、生産者に自信をもって国際的にも農作物の安全性が証明できること、その手助けをしたいという想いからISO/IEC17025認定取得に取り組んできました。

これからも生産者とともに、食品安全に取り組んでいきたいと思います。