
持続可能な農業のために

コープネットは、「持続可能な生産と、環境に配慮した事業を推進」することを、産直の基本の一つに掲げ、生産者とともに農薬や化学肥料の使用量削減に取り組んでいます。
畑や田んぼ、河川など、自然環境や地域に生息するいろいろな生き物への影響を減らすことで、その土地の自然循環機能を守り、生産基盤を強化させて、将来にわたって農業が続けられるようにするためです。
生産者の価値のある取り組みとして
しかし、農薬や化学肥料の使用量をさらに減らしたり、使用せずに栽培するのは容易なことではありません。病気や害虫が発生しやすくなり、生産者の手間やコストは増えてしまいます。また収穫量も少なくなってしまいます。
コープネットは、こうした生産者の努力を価値のある大切な取り組みとして位置づけました。産直品・園地指定品、米のコープ商品の中で、農薬や化学肥料をなるべく使用せず、環境に配慮して生産した商品を「グリーン・プログラム」ブランドとして展開。商品案内『ハピ・デリ!』や店舗の売り場、商品にマークを付けて組合員の皆さんにお知らせし、生産の推進と商品の普及を進めています。










北海道JAきたみらい訓子府(くんねっぷ)地区
訓子府町馬鈴薯耕作組合減農薬研究部会
部会長 斉藤博行さん

特別栽培の基本は、病気や害虫に負けない健康なじゃがいも作りから。元気な葉や茎が育つよう、また農薬も最小限に抑えるように、畑の観察をするのが日課です。肥料は毎年畑を診断して、その年にあった独自のものを使用しています。
私たちの部会の平均年齢は40代と、まさに働き盛り! 植え付けが始まる前と、収穫前などには定期的にみんなで集まり、いろいろな意見を言い合ったり、いい栽培方法などを報告しあったりしながら、切磋琢磨(せっさたくま)しています。
- Q
- 「特別栽培農産物」の農薬・化学肥料の使用(削減)状況はどのように表示されるの?
- A
- 表示は農林水産省の新ガイドラインによって定められ、農薬・化学肥料の種類、減らした割合などを商品パッケージに表示します。商品に表示できない場合は、インターネットで情報提供することもできます。
- Q
- 「特別栽培農産物」「JAS有機農産物」ってなに?
- A
-
「特別栽培農産物」
自然環境への配慮から、化学合成農薬と化学肥料の使用を、その地域の慣行的な栽培の5割以下に減らして栽培された農産物です。
以前は「減農薬」「無化学肥料」などと呼ばれていましたが、「減農薬」「減化学肥料」はどのくらい使用を減らしたかが不明確で、「無農薬」「無化学肥料」は残留農薬も一切ないといった誤ったイメージを抱きやすく、消費者にとってわかりづらい表示でした。「減農薬」「無化学肥料」などの表示は、2004年に農林水産省がガイドラインを定め、「特別栽培農産物」に統一されました。
「JAS有機栽培農産物」
たい肥などで土作りを行い、種まきや植え付けの前2年以上、禁止された農薬・化学肥料を使用しない田畑で栽培された農産物で、栽培中も使用しません。また遺伝子組換え技術も使用しません。農林水産省の登録機関によって認証され、有機JASマークがないと商品に「有機」と表示することはできません。
参考:農林水産省発行「特別栽培農産物 改正表示ガイドライン」「有機食品っていいね」

商品の品質管理状況を確認するため、定期的な検査・点検を独自に実施しています。
| 検査・点検の種類 | ||
|---|---|---|
| 商品検査 | 微生物検査 | 2,687検体 |
| 残留農薬検査 | 242検体 | |
| 残留動物用医薬品検査 | 17検体 | |
| 食品の成分・品質検査 | 175検体 | |
| 食品表示の検査 | 36検体 | |
| 工場点検 | 24工場 | |





