CO・OP産直たまごの目玉ニュース

2014年11月3日

CO・OP産直たまごの価格が時期によって変わるわけ

皆さんは、たまごの価格が昨年末に急に値上がりしたことを覚えていますか?

たまごには大きく分けて、(1)年間通して同じ価格で販売しているたまごと、(2)価格が時期によって変わるたまごの2種類があります。
CO・OP産直たまごは(2)の価格が変わるたまごの分類に入ります。
では、何を基準に変わるのでしょうか。

基本的にはたまごの消費量が多いときは値上がりし、消費量が少ないときには値下がりします。たまごの消費は気温に左右され、冬場はたくさん消費される一方で、夏場はあまり消費されません。
また、クリスマスケーキの製造時期や、有名ハンバーガーチェーンで月見バーガーを発売する時期も価格が高くなります。

CO・OP産直たまごの取引は、JA全農たまごが発表する「鶏卵相場」を基に価格を決めています。
下の表を見ると、毎年の夏と冬の相場の価格差がわかります。
加えて、平成25年後半から今年(26年)にかけて(グラフの[A]の部分)、他の年より価格が高いことが分かります。平成25年夏の猛暑で、冬場に必要なたまごが十分生産できなかったためです。また、飼料を輸入に頼っているので、円安で飼料価格が大幅に上がったこともその要因です。

コープでは飼料米を活用し、輸入に頼らないたまごの販売も行っています。

今年は昨年ほどの暑さではありませんが、円安が続いているため、平年よりは相場が高めに推移しています。(グラフの[B]の部分)ですが、アメリカのトウモロコシの価格が下がっているため、昨年の冬に比べて価格は下がる予定です。

グラフ

コープデリ生活協同組合連合会 ページの先頭へ