ILO(国際労働機関)協同組合リーダーの視察団を受け入れました報告

2018年10月26日

10月22日、コープデリ連合会はILO協同組合リーダー研修を受け入れました。カメルーン共和国、チュニジア共和国、コートジボワール共和国から3名が視察に参加されました。

日本生協連はILOと協力し、2010年よりアフリカでの協同組合の設立・発展のための人材育成支援を行っています。研修生は日本の生活協同組合を学ぶため、コープデリ連合会の施設(コープ春日部店・エコセンター)を訪問しました。


コープデリ連合会小林副理事長より、コープみらい・コープデリ連合会の概要説明を行い、取り組み内容だけでなく、日本の現状についてもお伝えしました。

コープ春日部店では、佐藤副店長の案内のもと、売場と屋上に設置されている太陽光パネルを見学しました。「野菜もそうだが、その他の食品もさまざまな種類が豊富に取り揃えられておりすばらしい」との声がありました。

エコセンターの見学では、リサイクル品が集められ、運搬・利用しやすい形に加工されていく様子を熱心に見学されていました。また、現場で障がい者が働く様子を見て、非常に感銘を受けていました。アフリカには障がい者を雇用するシステムがないので強く印象に残ったようです。

視察を通して、研修生の皆さんからは「自分たちの国でまさにやりたかったことを日本で学ぶことができた。学んだことを自国に持ち帰り活かしていきたい」といった感想が寄せられました。

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厚生労働省「日本とILO」